次期iPad miniについて、KGI証券のアナリストのミンチー・クオ氏は投資家向けのレポートで、Retina搭載『iPad mini 2』の量産はディスプレイの生産上の問題から、10月まではおこなわれないだろうと報告しています。
KGI証券のミンチー・クオ氏は、Topeka Capital Marketsのアナリストを務めるブライアン・ホワイト氏と共に、アップル製品に関する予測において一定の信頼を得ている人物です。
KGI証券のミンチー・クオ氏は、Topeka Capital Marketsのアナリストを務めるブライアン・ホワイト氏と共に、アップル製品に関する予測において一定の信頼を得ている人物です。
報告によると、7.9インチのRetina解像度(第4世代iPadと同等だとすれば、2048×1536ドット)ディスプレイの生産に、明らかに問題が発生しているとのこと。
また、クオ氏はアップルが「廉価版iPad mini」を発売するかもしれないとしています。
廉価版iPad miniの値段は199ドル~249ドル(約1万9540円~2万4450円)になるだろうとのこと。
iPad miniには生産コストを下げる余地がまだあるとしており、例えば背面カメラを廃止したり、8GBモデルを生産したり、ボディの生産性を向上させたり、よりプロセスルールがシュリンクされた「A5プロセッサー」を採用することなどを提示しています。
9.7インチのiPadについては、ベゼルの狭いiPad miniに似たデザインを採用した、第5世代iPad『iPad 5』が2013年秋に登場するだろうとしています。
Retina搭載『iPad mini 2』の生産が10月までおこわれないことで、その発表も秋前後に行われる可能性がありそうです。
現行のiPad miniは2012年10月に発表、11月に発売されたので、iPad miniのリリースは1年のサイクルが維持されることになると思われます。