シャープは14日(現地時間)、3種類のノートPC用IGZO液晶パネルの生産を、6月から開始すると発表しました。そのパネルの大きさや解像度の高さから、次世代のRetina版MacBookに搭載される可能性があると指摘されています。

今回シャープが生産を開始するのは、すでに量産中である13.3インチ/2560×1440ドットの他に、11.6インチ/2560×1440ドット、14インチ/3200×1800ドット、15.6インチ/3200×1800ドットの、3種類の液晶パネルです。11.6インチはMacBook Air、13.3はMacBook Air/Pro、15.6インチは MacBook Proと、これまでのアップルのラインナップに一致します。

また、既にiPad用にIGZOをアップルに提供していることや、次世代iPhoneにもIGZOが採用されるとの情報があり、今回生産されるディスプレイも例にもれずMacBookシリーズに採用される可能性が指摘されています。

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これらのディスプレイが採用されれば、これまでよりさらに高精細になったMacBook Proだけでなく、Retina版MacBook Airの登場も期待されます。以前、Retina版MacBook Airの実現には、バッテリーに課題があるとの情報もありましたが、IGZOの省電力性能で解決するということなのかもしれません。

アップルは6月10日から開催される開発者向けイベント「WWDC 2013」の中で、次世代MacBookの発表をするとの情報もありますが、Retina版MacBook Airの登場はあるのでしょうか。

SHARP
9to5Mac