2013年6月13日Macお宝鑑定団は信頼できる筋の情報として、米アップルが2013年秋に発売するとみられる『iPhone5S』のカラーバリエーションには現在のホワイトに加えグレーとゴールドが追加され、ブラックが無くなり3色展開に、そしてプロセッサがアップグレードされると伝えています。

iphone5s-3coler


iPhoneがこれまでの禅をイメージしたブラックとホワイトの2色展開を貫き通して来ましたが、ブラックを捨てホワイト/ゴールド/グレーの3色へカラーバリエーションが変化するということは、おそらく先日大型アップデートの発表があった「iOS7」とのデザインの調和をめざしてのことなのでしょう。


この情報の根拠は、WWDC2013での「iOS 7」の発表時、その後の公式ページにも一切ブラックモデルのiPhoneが登場していないことから、『iPhone5S』からはブラックモデルが排除されるのではないかと報道がありました。

ブラックモデルの塗装に利用されるアルマイト処理に関してはもとより技術的に高いハードルがあり、HTC製スマートフォン「HTC One」のブラックモデルの量産も、初期段階ではその処理の難しさから生産がうまくいかなかったと語られています。
iPhone5のブラックモデルは発売後もエッジ部分の傷のつきやすさや塗装剥げなどの問題が 数多く報告され、ネットで話題になっていました。

iphone5s 三色展開画像元:Macお宝鑑定団


もし本当に8月に発売されるとすれば、その登場まで後2ヶ月程度ということになりますが、おそらく9月発売の可能性のほうが高いでしょう。


その他に、廉価版iPhoneに関してはブラック、ホワイト、ピンク、オレンジ、ブルーの5色が登場し、2013年9月に発売され、「新型iPad mini」は8月に発売されるのではないかとしています。


廉価版iPhoneに関しては、本日ロイターが廉価版iPhoneには5~6色のカラーバリエーションが用意されるとの報道をおこなっており、今回の情報とも一致しています。

先進国でのスマートフォン需要が一巡したとも語られる今日、急成長を遂げる新興国市場向けの廉価なiPhoneの投入は、アップルにとって急務なのかもしれませんが、現在まともななリーク情報や画像などが少なく近々発売されるとは思えない状況です。


Macお宝鑑定団

ガジェット速報