DigiTimesでは2013年7月15日、サプライチェーンの情報として、米アップルが軽量・薄型化された『iPad mini 2』を2013年末に発売し、解像度2048×1536ドットのRetinaディスプレイを搭載し、ベゼルの狭いデザインへモデルチェンジした『iPad mini Retinaディスプレイモデル』を2014年にリリースするだろうと伝えています。

iPad mini 2』に関しては、Retinaモデルと通常モデルの2つが用意されるのではないかという情報が、台湾の経済誌などでも伝えられており、今回の情報もそれと類似した内容になっています。


さらに、第5世代iPad『iPad 5』の情報も伝えられており、ベゼルが狭いデザインになるほか、タッチスクリーンに薄膜フィルムを採用することにより本体の重量が20~30%軽くなるとされています。

現行の第4世代iPad Wi-Fiモデルの重量は “652g”なので、新型iPadの本体重量は約456g~522gになる計算です。
また、新型iPadは2013年7月に少量生産が始まり、本格的な量産は8月~9月になるとのこと。


Retina搭載『iPad mini 2』は2014年発売


今年後半に投入されると思われる『
iPad mini 2』はスペックが刷新されるとも伝えられており、「iPhone5S」へ搭載される可能性がある「A7」プロセッサが新型iPad miniにも搭載される可能性もあります。

iPad mini Retinaディスプレイモデル』については、2014年のどのタイミングで登場するのか具体的な指摘はありませんでした。
Retinaディスプレイ搭載には、生産上の問題が多いと噂されており、その歩留まりやコストでアップルが苦心している可能性があります。
「新型Nexus 7」が1920×1080ドットの高解像度ディスプレイを搭載すると噂される中、アップルがどのようにタブレット製品を投入するのか注目されます。

DigiTimes