2013年7月10日Etnewsは、業界筋の情報として、米アップルが2014年前半に発売するノート型PC「新型MacBook」に「IGZO液晶」を採用するため、シャープやLGなどと協議していると伝えています。

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情報によると、IGZO液晶の採用は消費電力の低減を狙ってのものであるとのこと。
IGZO液晶は高精細であるだけでなく、消費電力が低いのも特徴であり、シャープ製スマートフォン「AQUOS PHONE SERIE SHL22」などは、
一般的な利用環境下で最大約3日間利用できることを謳い文句にています。

アップルはIGZO液晶をMacBookだけでなく、iPadにも採用する計画があるとのこと。
現在のiPadも一部のロットではIGZO液晶が利用されているとの情報もありますが、今後はその利用比率を引き上げる計画があるのでしょうか。

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今年6月に発売された「MacBook Air Mid 2013」では、性能向上よりも大幅なバッテリー維持時間の延長が図られており、旧モデルでは7時間だった駆動時間が12時間まで延長されています。
モバイル端末を外出先で利用していると、バッテリーの維持時間はプロセッサの性能よりも大事な要素であることが実感できます。

アップルは現在、ユーザーがいかに快適な体験ができるかを考えて、バッテリー性能の重点的な向上を計画しているようです。
IGZO液晶を搭載したMacBookが登場するのだとすれば、どれだけのバッテリー性能を実現できるのか注目です。

Etnews